天保通宝の価値について

天保通宝は1835年に作られてお金になります。1835年と言えば、あと30数年で江戸時代が終わりますので、江戸時代時に作られたお金の中でもかなり新しいお金であることがわかります。
天保通宝が出来る前からあった寛永通宝の80倍の価値があるとされていました。寛永通宝は1文銭と5文銭がありました。このうちの1文銭の80倍の価値と言うことです。ちなみに、現代のお金に直すと1文は35円ほどの値打ちになりますので、天保通宝は2800円ほどの値打ちがあることがわかります。ただ、この天保通宝は、当時の江戸幕府が指示を出した鋳造量よりもかなり多く鋳造されたことから、それほど値打ちがないものもあります。
田舎へ行くと畑を耕していたら見つかったと言う話もありますので、それほど大切にはしてはいなかった背景があります。実際に発行された天保通宝は5億枚以上と言われています。ただ、地方で作られてその地方でしか利用されていないお金はそれなりの値段が付けられることがあります。例えば、仙台藩でしか用いられていない物や南部藩でしか用いられていない物などに関してはそれなりの値段になることが多いのです。
では、普通の物はどれくらいの値段が付けられるでしょうか。全国的に広まっている天保通宝は、かなりの数に及びますが、それらを古銭買取ショップに持ち込むと1万円から5万円ほどの価値が付くということになります。相場に幅があるのは、天保通宝にもきれいな状態で保存されていた物とそうでないものがあるからです。例えば、何らかの理由で曲がってしまっているものや、少しだけかけてしまっているもの、汚れが激しい物は1万円かそれ以下の場合もあります。お店によっては買取不可の物も珍しくありません。
もう一つの理由は、鑑定する人の腕です。鑑定する人がそれなりの腕があれば正確な鑑定価格が出るかもしれませんが、そうでなければそれほど価値がない物と扱われる場合もあります。このように考えると、どこの古銭買取ショップに行くかによって鑑定額が変わっています。50円ぐらいなら違いはありませんが、1万円以上になると売主もどのお店にするかをかなり真剣に見極めなければなりません。
そこで、天保通宝の価値について正確に知りたい場合は、古銭買取ショップのランキングサイトを参考にすることです。ランキングサイトでは、人気のある古銭買取ショップの順位が付けられています。ランキング上位は鑑定した回数が多いと言うことで、鑑定に関しては優秀だと言うことがわかります。